年越しこそ休息を!(リトリート)

2024年12月23日

 年越しに旅行・仲間とパーティー、家族で遠出しておしゃれな場所で外食、人によってはセミナーなどやる事を詰め込んでいる方も多いのではないかと思います。

お正月休みが昨年より大型連休になる方もいられます。大型連休を使って、海外旅行に行きたい!温泉旅行で癒されたいと思う人が多いと思います。

20代の頃の自分もそうでしたが、会社で決められた休みが、お正月・GWしかないので、その貴重な休みこそ、旅行へ行きたい!たとえ、その時期が高かろうが、出掛けたい欲求の方が上に立ち、海外へ飛び立っていました。

                   旅行(温泉・海外旅行・年末年始)

今はどうでしょう。

●人が多い時期には、あえて行楽地には出掛けない。(これは昔からそうでした。)

●人が働いている平日・閑散期に休んで旅行へ出掛ける。

●日常でも混む時間帯に混むようなランチへ行かない。

●長い列を並んでまで、買わない。(買いたい物であっても、行かない。)

大半の人からみたら、混んでいても待って食べる価値があるのだから、待ってもいいんじゃないのかなと思う人もいるかもしれません。

しかし、私や私の主人は、効率的に時間を有効に使いたいと思う人間ですので、ほとんど混むような場所へは行きません。

また、年末年始は例え休みであっても、混むような場所へは出掛けません。神社へお参りに行くにも、元旦に混んでまで行くような事はせず、数日経ってから、ゆっくりお参りに出掛けます。

元旦ではなくては何か?問題があり、幸せが訪れない訳ではありませんので、周りに流されることなく、スケジュールを組んでいきます。

無理してまで、混んでいる中、出掛ける事は、身体を休ませる所か、人疲れを起こし、人疲れが気を弱め、心も疲れ、翌日にまで影響が及びます。

クタクタな心と身体で、お正月を過ごすようなことはせず、ゆっくりおうちで身体を休ませ、ゆっくりお風呂に浸かり、いつも寝ている布団でゆっくり寝る。こんな幸せな事はありません。

                                温泉

旅行は美味しい食事と温泉と家事もなく快適ですが、車・電車・飛行機の移動時間を考えると、最低5日は同じホテルや旅館でゆっくり過ごすのが良いと思います。

ただ、理想と現実は違い、そこまでゆっくり滞在できるだけのお金と休みがない人が多いので、結局は疲労感が自宅後、ある方が多いのではないしょうか?海外へ行けば、時差ボケで、一週間くらいは、身体がぼっ~っとしています。

それでも弾丸で、楽しめればいいと思う方がいますが、私自身、こう思うのです。

時間とお金に余裕のある人は、決してこんな生活はしていないと。

8対2の法則で、8割はせかせかと奴隷(奴隷と感じていない人が大半であり。)のように真面目に働き、連休でさえ自分で決められず、会社の指定日で休む。その大切な休日が、激混みの中で出掛け、温泉でさえ、人が多くて、烏の行水のように入る。

こんな休日で、果たして心と身体がリトリートできるでしょうか?

休日に自分のエネルギーを消費させ、仕事で成果や結果が出せるようになるのでしょうか?

休みがないのは、仕方ないと言う人もいられます。会社が決めた事から、休めないとう方もいます。

本当にそうでしょうか?あなたが、その会社を選択し、その会社で働いているのは強制ではないのです。

あなた自身が決めた選択に対して文句を言って、会社が休みを取らせてくれない!仕事量が多くて人手不足で休みが取れない!と愚痴を言う前に、そんなに心と身体が疲弊するなら辞めると決断し、退職すればいいだけなのです。

その一方で、そんなこと出来ない!生活があるから言えない!世間体が気になって言えない!と思ってしまう。

                       会社のストレス

 以前の私も上記のように、施設長と言う立場を重んじ、責任感を感じ、休むことも率先して取るべきだったのに、休まず働き続けていました。どんなに心にストレスを抱えていても、身体の不調が続いていても、身体を無視して働き続けました。それが、馬鹿なことに美徳とさえ思っていたのです。

結果的には身体を壊し、希少難病にもなり、命さえ失われる寸前の三途の川まで行き、あの世から奇跡的に帰ってくると言うことができたのですが、そこまでして私のように身体と心を犠牲にする必要もないですし、会社の奴隷になるような事を自ら進んでする必要もないのです。

私のように、自己犠牲という美学を貫くようないい意味で博愛精神、悪く言えば自分を大事にしない!馬鹿げた行動をする人が、ひとりでも減ってほしいと心から願います。

 休息は、何も身体を壊した人や身体を労わる為にすることではなく、自己成長・何かを成し遂げる為に休息は必要です。休息こそ、成長・成功を収めることができるのです。

                    心と身体のリトリート

今、私が話している事は、信じられないかもしれません。成長するには、努力することだと、長年に渡り幼い時から、親や先生から、努力が大事だと脳にインプットされてきているのですから、マインドを脱却するには相当の時間が掛かると思います。

この話しは、また次回に詳しくブログで書きたいと思います。

( 今日の一言メッセージ)

休息こそ、成長を遂げる!自己犠牲してまで、頑張らない!周りに流されず、カラダとココロを休めよう!