月と太陽が人間に与えてきた影響

2025年02月16日

212日は満月でした。風が強かったのですが、大きくはっきりとした満月でしたね。

満月のエネルギーパワーを皆さん、たくさん受け取りましたか?

それでは、本題へいきます。今日は、月の周期が人の健康にどう影響を与えるのか?

初めに、月リズムと体調の関係を学んでいきます。

まず、月と太陽は陰のエネルギーと陽のエネルギーを持っています。

この二つは陰陽の法則でいつも表裏一体です。

しかし、明治6年を境に、太陽暦に変化せざるおえない状況になり、日本人の精神性が徐々に薄れていきました。

月が持つ精神性や儀よりも太陽が持つ物質社会が強調される時代へ転換していったのです。


月が持つスピリチュアルや五感の重要性より、人々は太陽の物質の豊かさや現実性のある目に見える物しか信じないようになっていったのです。

経済的にも豊かで、便利な社会は、何でも思うように簡単に物が安価に手に入り、テクノロジー進めば便利さはより拡大していき、情報もすぐに入り得る事ができるので、良しとされてきました。

しかし、月が持っている本来人間としてあるべき姿は、心の豊かさであったり、心の奥深くにある魂をないがしろにしてきた社会へと移りかわっていったんです。

豊かになればなるほど、心を病む人が増え、豊かになればなる程、犯罪が巧妙になり、豊かになればなる程、ネット世界に入り込むようになると、公園へ行っても、友達同士ろくに話すこともなく、携帯に依存し、思いっきり外で走り周りながら、カラダを動かし、自然の中で五感を体感で得る遊ぶことも減りました。

ここで、この影響を最も強く受けたのが、誰だと思いますか?それは、月を表す女性なんです。

皆さんは、満月前になると、カラダとココロにどんな症状がでてきますか?

これから私が話すリストに何個あなたは、当てはまったか?考えてみてください。生理前・満月前になると、

  • 中々寝付けない
  • カラダがだるい
  • 頭が重く痛くなる
  • いつもより興奮気味になる。
  • 普段より感情的になってしまう。
  • 悲しくもないのに、涙が溢れてきたり、落ち込みやすい

あなたはどれくらい、当てはまりましたか?

女性は新月から次の新月までの生理周期が29、5日あります。

ある論文では、木曜日と金曜日に月経開始ピークで、女性は、満月・新月と生理が重なると、生理の時に増える黄体ホルモンの分泌量の影響で更にむくみやすくなるため、特に月の影響を受けやすくなります。

もちろん、男性も当てはまるのは、雨や台風の前後の気圧の変化で体調不良を起こす方がいられます。

これは気圧の変化で、体内の水分バランスの乱れが原因の一つとも言われています。


満月・新月の大潮の海面の高さが気圧に関係しているように、低気圧で起こる頭痛むくみもまた、体内に水分がたまってしまったり、血のめぐりが悪くなることで起こる場合があるんですね。

他にも血管が広がることで神経が圧迫され頭痛が起きたり、気圧の変化を感じる内耳自律神経が乱れることにより、頭痛だるさめまいといった症状が起こることがありますが、「月の引力(体液の膨張)」からくる体調不良と「月の引力(気圧の変化)」による体調不良が影響していることがあります。


 補足ですが、私が調べている古代文明では、月読尊が月を読み、月リズム農法をしたり、月弓尊が月のリズムに合わせて先の経済を読んだり、また月リズムに合わせ子孫を産み、未来を結んできたのですが、現代では、月のリズムに沿った生き方は重要視されず、冒頭でも話したように、太陽を重視した社会構造の中で、生きてきたのです。

ですから、月の周期も乱れますよね。その中で、物質社会に合わせようとして、ストレスが自然に溜まったり、内臓の冷えが起きたりそれから、女性の社会進出によって、男性と同じように働くことで、より生理リズムが崩れやすくなってきてます。

縄文時代は、男性と女性は、それぞれ役割がはっきりとしていて、男は狩りをして家族を守る!女性は、子孫を産み育て、家を守る!ことを徹底していました。

しかし、現在ではどうでしょう。平等という名のもとに、女性もどんどん働け!働きなさい!働かなきゃ生活できない!稼げば、稼いだ分だけ、好きなものが手に入り、好きな場所へ出掛け、全て手に入り家族も子供も幸せ!ハッピーという事が善とされています。

本当にそうなのでしょうか?と私はあえて問いたいです。

確かに、お金はないより、あった方が良いですし、あれば、子ども達に習い事や好きな所へ旅行へ連れて行けるでしょう。

でも、子どもの立場になって、考えたとき、本当にそうでしょうか?

お母さん・お父さん沢山稼いで、立派なお家に住んで、豪華な食事も食べれて、好きな習い事をさせている。けれども、忙しくてほとんど、家にいなくて、親にほとんど会えない。一緒に笑いながら、ご飯も食べれない!寂しいとき、心が苦しいとき、親に話しを聞いてほしい時にいない。

私は様々な子ども達を仕事としても、支援ボランティアとしても見てきた経験から、子ども達が心の奥底に抱えている親へのただただ無償の愛を感じたい!その欲求を抱えながら、生きている子たちをみてきました。

親が思う幸せと子が感じている幸せは違うのです。

物質的な幸せを子どもたちは求めていないのです。精神、月の欠落の影響として親、特に母の『愛』を感じること、習得することが出来ず、成長をしていくと、大人になっても『愛』の欠落が続きます。

私は愛されていたのか?愛されていい人間なのか?幸せになっていいのか?いつもどこかで不安を抱え、自己肯定が低いのです。先進国で日本が自己肯定感が一番低く、青少年・大人含め、自殺率が高いのは、私が考察するに、月が持つリズムや精神性を、ないがしろにしてきた結果が、今表に出てきているのだと思います。

これらは、経済・農業・食・働き方・出産数などに影響を及ぼします。既に、これらは深刻な問題として国際会議でも取り上げられていますよね。

個々の人間形成では、不都合な愛の習得がみられます。

●暴力・攻撃的な行為により、物や人を破壊し、社会から非難されることで、愛を感じる。

●我慢することが日常だった為に、我慢が良しと脳で認識され、自分の感情をいつしか表に出せなくなり、愛することが恐れや不安要素になってしまう。

●親の顔色を常に伺いながら生きてきたことで、周りに協調するあまり、すぐ人に騙されたり流され、自分の軸がぶれる。周りに協調することで周りから共感を得られることでしか、愛を感じない人

●物(お金・服・おもちゃ)でしか愛を受けていないと、相手を思いやる心や相手の感情を読み取りにくく、お金=愛と錯覚を起こしやすい。

など、様々なケースがあります。

人間ですから、また親も私ふくめて、完璧な人は一人もいません。しかし、本当に大切な心(魂)であったり、愛なくして、心が愛に満たされ、混とんとした世の中(世界)が平和な道へ進んでいけるのか?私は疑問?でしかないのです。

じゃあどうしたら良いの?もうどうにもならないじゃんと思う方がいられると思います。

ここからは、私が実際に経験して、皆さんにおすすめできることをお伝えしていきます。

まず、満月・新月の日がいつかを把握することから始めましょう。月カレンダーがおすすめですが、ない時は、調べてカレンダーに記載してください。

それから、あなたは、満月が近づくと、どんな状態になるのか?自分を把握すること。

例えばですね、興奮しやすいとなれば、満月の3日前から、重要な判断・決断をしないこと。

元氣を感じない時は、苦手でなければ、あえてスパイスの効いたカレーを食べたり、タイ料理のように沢山タイハーブが入っている料理を食べるのもおススメしてます。ハーブは何千年前からエジプトでもヨーロッパの貴族たちが、パワーの源として、また浄化としてもパワーがあることを知っていて、治療にも、もちろん使われていました。

 皆さん、こんな経験ないですか?スパイスのきいた辛い料理を食べたい!カレーが無性に食べたくなる。そんな時って、結構身体がクタクタに疲れていたり、カラダが痛かったり、風邪をひく前に私は食べたくなったりするんですが、そういう時って、カラダが求めてるからこそ、食べることで、カラダの中が修復してくるのかなって思うんです。

満月前にあちゃ~やっちゃったと思うこと、ナンバーワン!が、衝動買い・暴飲暴食です。

買わなくても困らないような商品を、つい勢いでネットで買ってしまったり、いつもより多めに、お菓子食べちゃったり、まっいっか。なんて思って、ついつい食べ過ぎてしまう。これも、月の影響を受けているんですよね。

これだけ話すと、月はマイナスな影響を与えているじゃないの?と思いますが、月が与えてくれるのは、精神性を高め、本来の自分へ戻っていくための、五感を呼び戻してくれる重要な役割があります。

それから、私がいつもblogでお伝えしている、深い呼吸瞑想やヒーリングストレッチを夜寝る前に行うこと

3日坊主ではなく、毎日続けていく。あなたが、当たり前のようにご飯を食べたり、家事を行うように、いつもの習慣として続けていく。これがとても大事です。

習慣付けは、ときに嫌だ。もうできない。と脳が反応し、諦めモードをだします。そこで辞めず、最後(最期)までできなくても、とりあえず、寝る姿勢・呼吸を一度だけでもしてみる!これでいいのです。

自分の心が不安定な時やイライラしやすい、また疲れやすい・だるい時は、身体の疲労以外の要素、月の引力にひっぱられているのだと分かれば、月周期のリズムに沿って、生活を少しずつコミットしていけます。

なんでもそうですが、すぐに出来ることは何もありません。赤ちゃんが、歩けるまでには1年かかります。それだけ、ゆっくり時間を掛けながら、おしゃべりができて、走れるようになり、「成長とともに、心も身体も成長を遂げていく」のです。

すぐに結果を求め、結果がすぐにでないと、また別のやり方を調べ、飛びつく。この繰り返しでは、結果は何をしてもでません。

私自身も、ここまで辿り着くのに、10年かかりました。ですから、長い時間をかけて、自分を大切に、自分のペースで続けていく!これが大切だと思います。