人との縁を大切にする
人とのご縁を大切にする生き方を実践していくには、皆さんはどうしたらいいと思いますか?
ご縁を感じる場面が、人生の中で何度か訪れた経験があると思います。
しかし、世の中には、ご縁を感じても感謝の心を置いたまま、我の感情で動いてしまい、ご縁を自ら切ってしまう人もいます。
その一方で、ご縁に感謝し、縁を切らず、自らの力でそのご縁を大切にしながら、何が自分で出来るのか?考え、感謝の行動をしながら、徳を積む人もいます。
行動一つで、その後の人生の分かれ道が、全く違うのです。
幾ら言葉や表情で、『ありがとう。』『感謝します。』と伝えても、その人が表面上だけで、ココロの奥底から感謝していなければ、せっかく頂いたご縁は、何もかも無に終わります。
また、ご縁をいただいても、自ら破壊し、ご縁を台無しにしてしまう人もいます。
その人の性格と言ってしまえば、この話しは終わってしまいますが、そうではなく、その人に元々、愛がないのです。

愛とは、自分を赦し、愛する心です。
自分を愛するココロが欠けてしまっている人です。
肝心な話しになると、自分と向き合うのが怖いので、逃げてしまう生き方をしている人とも言えます。
しかし、自分のココロと向き合わず、いつまでも逃げていると必ず、自分へ返ってきます。
ご縁も同じで、ご縁をいただいたら、ココロから感謝し、相手の気持ちを汲み取り、感謝を返していく。
ご縁が循環していき、また自分へご縁が回ってくる。
まさに、地球の法則ともいえます。
『種を蒔いて、芽が出て、花が咲き、枯れてまた種が出来て、種を取る!』
当たり前のような繰り返しのようにみえる人生を、私たちは生きていると思います。
一つでも、どこか欠けていたら、花を咲かせることはできませんし、一つでも面倒くさいと思いながら、続けたら、花はその人の心を察知し、あっという間に枯れていきます。

ですから、ご縁を感じたら、そのご縁を潰すこと無く、逃げることなく、あるがままを受け入れ、感謝の心を忘れず、人との縁を大切にしながら、歩んでいく。
ご縁は、人と人との結びであり、未来を切り拓く一歩にもなります。
ぜひ、ご縁を感じたら、頂いたご縁をそのままにせず、裏表なく純粋な気持ちで、ご縁返しを実践してみてください。
周り周って、必ずベストなタイミングで、自分にご縁が戻ってきます。