超富裕層になると失う人間性欠如・共感の欠如

2025年12月23日

  誰もが一度はお金持ちになりたい!裕福な暮らしをしたい!優雅な生活を送りたいと願った事があると思います。

日本では、「資産1億円以上」の富裕層は、約150万世帯(全体の約2.8%)

10億円以上のハイパー富裕層は3万人以上いるとされています。

また、アメリカは3.4億円以上が富裕層と見なされているようですが、富裕層になるには、緻密な努力才能・行動・会話術・営業力・生まれ持った家系はもちろんですが、運も同時に兼ね備えていると言えます。

今回、私がお話しするのは、超富裕層の心に与える影響について身近に関わる中で、私が感じ得た事をお話します。

これは、あくまでも私の主観でありますので、その点を踏まえて読んでください。

また、表上にはご本人の心理状態は、まず一般の方は読めません。表面上は朗らかで、優しいイメージを持ちやすいと思います。しかし、ちょっとした事柄で見えてくる、言動や行動で抱えている陰の部分が見えてきます。

特に、人間関係に関しては、疑念や不安に敏感です。警戒感が強く、相手が純粋に手助けしたい!心配し、声掛けをしても懐に中々入り込めない壁を感じることがあります。

本人は、『何か?裏があるんじゃないか?。』『何か?自分を騙すんじゃないのか?。』と疑念を瞬時に抱き、防衛をします。

それが、例え身内であっても同様で家族との関りの中でも、人間と人間の距離が乏しい面が見られます。

 心から信頼する!信頼できる環境が整っていたとしても、不安・疑念が脳の中に埋め込まれている為、希薄な人間関係になりやすいのです。

しかし、本人はどうでしょうか?

心の負荷が掛かる不安感・疑念を抱いているつもりはなく、また、相手の心を読み取る共感力が乏しい為に、相手からすれば、『本音を話さない人。』『一体、何を思っているのか?理解しにくい人。』と言う印象を受けてしまうのです。

ここで、赤ちゃんを例にしますが、まだ喋れない!全体を認識できない赤ちゃんは、母に近づいてお母さんの口元をみたり、匂いを嗅いだり、目をみながら、感情を読み取ろうとします。

人間が本来持っている五感が研ぎ澄まされている状態なのです。

お母さんが怒っている。悲しい。笑っている。喜んでいる等、色んな表情をすることで、赤ちゃんも一緒に感情を表現します。

しかし、大人になるにつれ、その五感が薄れていく人が多いのです。

社会と言う枠組みの中で生きていると、ルールや固定概念・紙幣に四方を塞がれながらも、人々は従順に秩序を守り、紙幣に価値があると思い込み、また中央銀行に絶対の信頼性があると思い、日々の生活を送っているのです。

紙幣に動かされていると言う事は、自分の人生を左右されながら生きているのと同じで、言い方が悪いですが、地球の中の檻で飼われている人間たちが、紙幣があれば全て自由を得られる!心からの幸せを得られる!豊かさが得られれば、希望に満ちている!と言う幻想を抱いている状態です。

お金を稼ぐと言う事は決して悪い事ではなく、紙幣を得た時に循環が大事なのです。循環しないと、必ずどこかで行き詰まり、毒が廃棄できず、不具合が生じます。

その不具合は、どういう形で起きるでしょうか?

それは心と身体です。

紙幣を上手く循環しながら、生きている人は例えお金持ちでなくとも、真の幸せを感じながら生きています。

心の底から感じる充実感を得ながら、感性が研ぎ澄まされた五感の中で、家族に愛されて生きているのです。

しかし、紙幣を有り余るほどの大金を得たにも関わらず、不幸な人もいます。

紙幣を増やす事には、智慧がありながらも、紙幣をプラスに循環できず、毒と成す人もいるのです。

豊かさを手に入れても、果たして肝心の家族は心からの幸せを得ているでしょうか?

人生の最期を迎え、大勢の弔問客が来られたとしても、一番身近な家族が故人を恨み・親子が不仲になり、葬儀に来ず、子に愛されていなかったとしたら、こんなにも虚しい人生の終わり方はないでしょう。

豊かさ=幸福ではなく、ここに愛がなければ何一つ成立しません。ひらがなの一番はじめは、『あ』次は『い』ですが、これを合わせて愛となりますが、この地球は、何かに囚われ、何かに縛られ、何かに怯え・不安になる星ではなく、愛の星であり、その愛を自分だけでなく、他者にも分け与えていく。みなが繫栄し共存していくには、純粋な愛が必要なのです。

愛の欠如が、社会のあらゆる全ての問題の根源と私は結論付けています。

今、何が起きているかと言いますと、私たちはこの先、どう生きていったらいいのか?どう社会を生き抜いていくべきか?当たり前とされた社会のルールや思考が崩れていく直前を生きているのです。

それは、決して恐怖ではなく、本来の人間としての本質に基づいた五感が呼び戻っていく過程であり、人間として本来あるべき姿に戻っていく道筋が、これから起きてくるのです。

まだ、氣付いていない人も多いと思いますが、私のblogをいつも拝読している方は、これから起きてくる社会の混乱や人々の意識の変化が目に見えて感じるようになると思います。

人間社会の進化は、技術だけでは、AIのように行き詰まりをみせます。進化には必ず人間の精神性を高めていかなければ、どこかのタイミング(地球の法則)で一旦、崩れてしまうのです。

ですから、私がいつもメッセージでお伝えしていますが、『今ある、この瞬間を大切に生きる』何かに捉われたり、執着したり、疑念を抱くよりも、心から自分が笑顔に幸せになれることを、実践しながら生きていって欲しいと思います。

<今日のメッセージ>

人間関係・物への執着を捨てること!

物への執着は心を重たくします。年末の大掃除がまだの方は、不要な洋服・紙類・長年使わずにとってあるものを感謝の氣持ちで捨てましょう。これも循環の一つです。

自分の心がつい重くなる人。損得しか考えない人・相手の心に寄り添えない共感力(愛)が無い人といると、自分の心が疲弊していきますので、距離をおきましょう!





















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