成功(成幸)する人は家族を大切にする人なのか?
成功している人は、家族を大切にする人と言う話を聞きます。しかし、実態はどうでしょうか?
家族の為に、休日でさえも家族との時間を割き、会話コミュニケーションがほとんど取ることなく、子どもの成長の喜びも見る事もなく、家族の為にしているんだ!と自分を納得させる理由として、働いている人が少なくないと思います。
『家族のために働いて、家族を守る為に稼いでやっているんだ!』という気持ちの男性も日本ではまだ少なくないと思います。
事実、女性よりも男性の方が仕事を無理してでも、働けるだけの体力が、カラダの構造上、備わっていますので、働けます。
男性が外で働くのは、縄文の時からそうですが、男性は外で狩りをして、いのちを掛けて食を確保し、家族を養っていました。
一方女性は、家族の健康や子どもたちを育てる為に、狩りをしている間、家を守るという役割がありました。
どちらも、欠けてはならない重要な役割で長年、このような生活を営んできたのです。
しかし、今はどうでしょうか?
ビジネスマン

男女平等という名のもとに、今では当たり前のように、人によっては、まだ産後の骨盤が戻らないうちに、生後1か月~保育園に預ける方もいられたり、夫婦で共働きが当たり前になり、幼稚園よりも今は保育園に預けるのが当たり前な日本になっています。
複雑な事情を抱えている方も増えている為、子どもを養っていく為に、保育園に預ける方も増えています。
また、平等と言う言葉は、実に使い勝手がよいのです。
あえて事実を申し上げます。
例えば、保育士・幼稚園教諭でも男性がいられます。
単純に、働くうえで平等だと思いますか?
重い荷物運びや体力が必要とされる行事など、男性保育士任せにしていませんか?
男性なんだから当たり前じゃないの?と思う方もいられますが、平等の観点からすれば、不平等ですよね?
同じお給料で働き、一方はカラダを酷使して、一方は男性だからお願いね!と作業を委ねる。
これ一つとっても、平等ですか?と言われたら平等ではないのです。
ワンオペ家事・育児

家事も育児もそうです。
女性がフルタイムで目一杯働き、仕事を終えてから、子どものお迎えをするのは、圧倒的にお母さんが多いです。
家へ帰る前には、スーパーで食料を購入し、自宅に帰れば汚れた子ども服を洗い、急いで夕飯を作り、子どと食事を摂り、休むことなくお風呂に入り(カラスの行水のように。。)、寝かせたあとに、今度は夫の食事に片付け、洗濯‥。いわゆるワンオペの母が、日本の社会では多いのです。
それから、働いているときに、子どもが風邪ひいた。熱出た。怪我した。など、多くの母たちは、自分の会社を休みます。夫が会社を何日も休むということは、ほぼ選択にすらないと思います。
書いているだけで、あれ~これって平等じゃない。って誰もが分かると思います。
ですから、平等など言葉はあっても、平等という名の幻想はあるけれど、平等なんてほぼないのです。
では、どうして成功者は家族を大切にする人となるのでしょうか?
1、自分のスケジュール管理を仕事・家族と徹底している。
2、家族に対して赦す事ができる人
3、相手に感謝できる人
4、お金だけの為に稼ぐ人ではなく、誰かの幸せの為に頑張っている人

本当の成功(成幸)は、お金を追う事はしていない。誰かのためにしていた事が、結果お金が付いてきて成功し、幸せになっている人だと思います。
1、仕事の管理スケジュールが明確な人はいますが、家族のスケジュール管理をしながら、動ける時間・曜日を細かく管理し、家族の時間をしっかりとっている。家族間のスケジュールをみんなが把握できるように、家族カレンダーをリビングに貼り、共有していること。
2、複雑な家庭環境から、自分の家族を恨み・憎んでいる方がいられます。私も以前子どもの仕事をしていた時に、複雑な環境でのお子さんを見てきたので、壮絶な環境で育てられ、恨む気持ちは十分理解できます。しかし、一生死ぬまで憎み許せず、マイナスな気持ちで毒を吐き続けていたらどうでしょうか?
ココロから幸せを、感じるでしょう?奥底にあるのは、相手を許せないのではなく、自分自身の存在すら赦せないのです。
過去の事実は変えられません。過去に縛られている生き方ではなく、未来は自分のココロ次第で変えられます。ですから、自分を赦す事を第一に考え、幸せへのステップの為に、生きていく上で、負のスパイラルではなく、陽の氣で幸せを呼び込んでいくのです。
3、相手に感謝する人は、その言葉通り、相手がしてくれた事に、感謝の心をもつこと。そして、言葉に伝えること。恩を仇で返さないことです。表面上で、『ありがとう!』と言っても、ココロの内は、相手が鈍感でない限り、伝わってしまいます。
口ばかりが先行し、ありがとうね!また、宜しくね~と言われも行動が伴わない人とは、一緒に何かを始めることも出来ませんし、信用に欠ける為、共に何か行動していくには無理があります。
4、お金を稼ぎたいという人がいられます。お金を稼いで、じゃあ何を目標にしたいの?何でお金を稼ぎたいの?何の為に稼ぎたいの?と聞くと、何も答えられない人がいます。
その人は、きっと一時の気持ちでお金が欲しいと思い、お金があれば家を買えるとか。自分の好きな事だけに使えると浅はかに考えているのだと思います。
稼いだお金の一部を、困っている人の為に純粋な気持ちで使いたい!家族が喜ぶ顔が見たい!そこには裏の思惑がなく、純粋な気持ちがある!と言う事が大切です!
欲ばかりに目が向かい、最悪のケース、死までの末路を私は見てきた経験があります。

あれも欲しい!これも欲しい!相手の思い出さえもなかったこと踏みにじり、家族さえもお金の為に争い、人の縁を切っていく。
傍からみれば、非情なことでも、本人は全く非情だと思わず、逆に可哀想な人なんだと思っているから、また厄介なのです。
友人でも仲間でも家族の中にもいられたら、関わらない。また、引き寄せないような生き方をしていく!ことが一番だと思います。
お金は、循環している生き物ですので、お札や小銭で支払う際は、『ありがとう!』と言葉を掛ける!
これだけでも、幸せの循環が回り回って、自分のもとへ戻ってくると思います。
次回blogは、お金があっても、全て使い果たしてしまう人の特徴と心理を解いていきます。