人のふんどしは得る物より失うものの方が多い。
2024年09月19日
自分で努力すると言う事は、毎日の積み重ねが大切で、それを努力といいますが、その努力は実を結ぶ事もあれば、結果に結び付かない事もあります。しかし、その努力は違うアプローチの仕方によっては、年月を掛けて叶う事もあります。努力も大事ですが、人徳を得る!念じる!(拝むとは違うよ~。)行動する事の方が大切です!
世の中には人のふんどしで得る人間もいます。他を言葉巧みに、弾き込んでいくやり方をする。そうやって、周りを巻き込みながら、自分の栄光を得ていく。
しかし、人のふんどしで得た地位や名誉・栄光は、自分で勝ち取った努力ではないので、ちょっとしたことで、雪崩のように崩れていきます。砂山に例えてみると、分かりやすいです。砂山は、風が吹けば飛ばされていきますが、水で一生懸命、周りを固めていくと、風が吹いても飛ばされる事はありません。
自分で得た努力は、生きていく智慧となり、自信となり、周りに動じない心を得る事ができます。
しかし、人のふんどしで得たものには、常にどこかで疑心暗鬼になり、不安が浮かびます。
何故なら、自分の努力で得たものではないからです。努力すると言う事は、孤独であり、己の心の弱さとの闘いでもあるからこそ、努力するよりも楽であり、人のふんどしで得る事を選択してしまうのです。