大掃除はいつまで?開運法
皆さん、大掃除は毎年、年末までに終える派ですか?それとも、毎日、定期的に掃除しているので、年末までに一氣に終えるようなやり方をしていない派ですか?
以前の私は、年末までに追い込むように大掃除をして、ぐったり疲れるやり方をして、自分の身体と心を慌てさせ、慌ただしくお正月を迎えるという、効率的ではないやり方をしていたのです。
しかし、ある時から思ったんです。あれ、何で私、年末に大掃除してるんだろうと。。
そもそも日本の大掃除は、12月13日から始めて28日までに終わらせる方が良いと言われ、江戸時代には12月13日は煤払いとして定め、12月13日は「はじめの日」とも言われています。
その為、12月13日は縁起が良いので、お正月に向けて様々な準備を行うには最適な時期と言われています。
年末大掃除

これらの背景から年末大掃除が私たちの頭の中に刷り込まれ、『年末までに大掃除しゃなきゃ!。』と思い、ただでさえ、一年で一番忙しい時期に、大掃除用の道具やスプレーを購入し、カーテンやら布団やら何度も洗濯しては、コインランドリーで乾かしに何度もせっせと往復したり、普段どかさないソファーやベッドをどかして掃除機をかけ、一氣に終わらせようとするので、腰を痛めたり、足にぶつけてアザになったりして本当、無駄な労力を使い、休日を終わるという事をしていました。
年末だからこそ、大掃除すれば、新しい年を気持ちよく迎えられるし、運が良くなるじゃないの?と思う方もいられます。
本当にそうでしょうか?もし、一年中、ちょこちょこでも、慌てずコツコツ掃除をする習慣があったら、年末に一氣に駆け込むように掃除をする必要があるのでしょうか?
身体と心を疲弊させてまで、大掃除をする必要があるのかな?と私は思うのです。
一氣に、大掃除をすることで、大切な休日を全て、掃除で終えてしまうのです。
一日24時間しかありません。そのうちの8時間が睡眠時間だとします。残りは16時間あります。16時間のうち、主婦の方であれば、休日の大半の時間が、育児や家事・買い物などに時間を割かれてしまいます。
そのうえ、大掃除が加わると、相当の体力が必要で、掃除を終えた頃には、クタクタになり、自分が本来したいことを、一切できずに休日を終わる事になってしまうのです。
私がいつも提唱している、リトリートする時間など持てずに、就寝に入ると、自分の中でアウトプットできずにいるので、カラダとココロが疲労し、自分自身を癒す時間すら持てず、ただただ、毎日を過ごしている!ただ、毎日を生きている!ことになり、そうやって毎年、一年を終えていくのです。
新しい年、お正月の迎え方

気づいたら、もうお正月を迎え、もう一年が終わる。気づいたらもう、この年になっていた。私って一体何の為に人生を送っていたのだろう。自分の幸せを置いて生きてきたんだと、ふと虚無感を抱く。
たかが、大掃除ですが、されど大掃除。年末を大掃除だけに囚われ、他にしたいこと、やりたいことが出来ないでいるのは、勿体ないと思います。
時間はどんな人にも平等に与えられた時間で、その時間をどう作り上げていくかは?あなた次第です。
もし、今、時間がなくて何もできないと嘆いているのでしたら、時間の見直しをする為に、ノートにあなたにとって、必要な時間とスケジュールを自ら作成することをおススメします。
世界中を見渡せば、借金や貧困などで、時間すら与えられず、感情を無にし奴隷として生きている人もいます。
一生、その状況のまま生きていくのがまっぴらだと感情がまだあればいいのですが、その感情すら無くされてしまう程の環境で過ごしていると、自由に生きていくことを自ら拒んでしまうと言う深層心理が働くのです。
ですから、自分のココロの感情がどう感じるのか?どうしたら心が喜ぶのか?と毎日、振り返る為にも、就寝前に瞑想やヒーリングストレッチ等で、身体と心を整えていくことが大切です。
日々、コツコツと行なう家事や掃除と同じように、瞑想やストレッチも毎日の日常に取り入れること、リトリートしていくことで、インプットだけじゃなく、脳のアウトプットもできるようになり、心と身体が自然と楽になっていきます。
その先に見えてくるのは、人と自分を比べなくなりますし、TVなどの情報に一喜一憂し、自分の感情を流されなくもなります。
大切な自分の時間の確保もできるようになっていきます。
年末大掃除は、ほどほどに自分自身の人生を大切に生きていってもらいたいと思います。